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「取材力」は、もはや社会人の必須スキルである

約 3 分

取材。それは、もはやマスコミやジャーナリズムのような世界だけの行為ではない

フェイスブック、ツイッター、ブログ・・。 大衆が個人でメディアを持つ時代になった今、「取材力」は社会人が身に付けるべき基本スキルになってしまったと言っても過言ではない。

「取材力」があれば質の高い投稿ができる→ 多くの人からフォローされる→ 社会に影響力を持てる→ 自分のプライベート・仕事力が変わる

そう、個人メディアはWeb上だけのバーチャルな世界だけのものではない。 人気のあるブログは、自分の身のまわりの現実を変えるだけの力を持つことになるのだ。

月間100万ビューを超える人気があるプロブロガーのイケダハヤト氏を見れば一目瞭然である。 イケダ氏の見た目は貧弱。 その上、少しコミュ障。 しかし、抜群のコンテンツ作成力・マーケティング力・取材力によって、現実社会を動かすだけの影響力がある。 おそらく、イケダ氏の発言は、30万人ぐらいの人にはリーチするであろう。

この規模の発言力があれば、普通の人では会えないような人物と会えるようにもなる。 実際、イケダ氏は、知事や有名な起業家達との対談を自分のブログに載せている。   10年前であれば、夢物語であったであろう。

「個人の発言で社会を変えることができるようになる」という話は、私にとって「水面を飛びはねて進むことができるようになる」と等しい夢物語であった。

水上ジャンプ夕日 写真 539×360

それが達成可能な目標になったのだ。

イケダ氏のような力がない私は、自分より優秀な人に協力してもらって、事業としてメディアを持つことにしたのである。    

役に立つ、取材学入門テキスト(参考書)的な本

メディア事業を営む私としては、私に協力してくれているスタッフやクリエイター、ライター達に、「取材力」を上げてほしいと願っている。 当然、私自身もスキルを上げて、投稿の質を上げていきたい。

取材のスキルがまるでなかった私にとって、大変役に立った本がある。 数年前に読んだのだが、凄く参考になって助かったから、みなさんにも紹介したい。

 

大学生からの「取材学」ー他人とつながるコミュニケーション力の育て方 藤井 誠二    講談社  2009-07-07

取材は表現の出発点でもあり、取材をしながら思考を深めていきますから、表現そのものの出来不出来を左右する大事な行為です。 つまり他者や世の中にうまく伝えるためには、まず「いい取材」ができていることが大切ということです。
取材とは人とつながることであり、わかり合うことであり、通じ合うことです。 ですから「いい取材」とは、それらがうまくいったと実感できることなのですが、言い換えれば取材のスキルには普遍性があり、メディア業界以外の日常でも「使える」ものなのです。 営業の仕事であれ、人の悩みを聴く仕事であれ、介護の仕事であれ、犯罪をした疑いのある人を取り調べる仕事であれ、さまざまな職業で「使え」ます。

 

結 論

「取材力」は、ビジネスパーソンに必須であるだけでなく、夢物語を実現する力にもなる!

 

小室 真司

About The Writer

小室 真司
年 代 : 1970年代前半 生まれ
性別 : 男性
専 門 : メディア事業運営
趣 味 : 人文社会科学系の読書
好きな言葉 : メディアはメッセージである

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