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「テレビの父」と言われる人が、どうやら二人いるらしい

約 4 分

みなさん、こんにちは。 コミュニケーション論に挑戦中の宮台直樹です。

ぼく、人と上手くコミュニケーションをとる方法を知りたくて、小さい頃はテレビをよく見ていたんですけど・・

 

テレビ

ここ10年はあまりテレビ番組を見なくなりました。

それってなぜかな?って考えると・・

テレビ以外のコンテンツやデバイスに接する時間が増えたからなんですよね。 パソコンやスマホでインターネットにアクセスする時間が増えて、テレビ視聴時間が減ったわけです。 フェイスブックのようなSNSもチェックしますし。

あと、娯楽作品を楽しみたいと思ったときも、昔はテレビをつけていたのに、今ではブックオフのような古本屋へ100円の漫画を買いに行ったりなんかしちゃいます。 選択肢が増えたことが、ぼくのテレビ離れが進んだ理由ですね。  

宮台直樹 テレビ論入門問題集からの問題です

突然ですが、みなさんに、テレビに関する問題を出しますので、よかったら挑戦してみてください。

 

アメリカで「テレビの父」と呼ばれていたのが、ロシア移民の[①     ・     ]である。 彼は、アメリカン・マルコーニ社で情報伝達係などをして働き、そして、傘下のラジオ局である[②    ]を設立し、その後、会長になった。 1940年代から50年代にかけてテレビの時代が始まったのだが、[②     ]がテレビ放送を牽引するための地位を築き、「テレビの父」と呼ばれるようになったのである。

あともう一人、テレビ史において重要人物がいる。 それは、フィロ・ファーンズワース(Philo Taylor Farnsworth,1906-1971)である。 彼は、ユタ州の農家で生まれた。 幼い頃から物理や化学の神童と言われていて、16歳にして電子管のスケッチイメージを書いたという。 これは後に電子的に[③     ]が映し出される[④     ]技術を支える特許につながるものであった。

[⑤     ]年、ファーンズワースは世界で初めてとなる撮影・受像の両方を可能とする電子走査式テレビを開発し、1928年9月1日には、報道陣に向けてテレビの送受信実験を公開している。 テレビの開発に伴う特許において、彼は大企業のRCAと争うことになるが、その意味で彼を「[⑥     ]テレビの父」と呼ぶ人も多い。

RCAとは、「[⑦     ] Corporation of [⑧    ]」の略である。 RCAは当時、米マスメディアの中心的存在であった。

 

この問題は、下記の本を参考にして作成いたしました。 いい本なので、ぜひ読んでみてくださいね。

おすすめ メディア学入門テキスト(参考書)

はじめてのメディア研究ー「基礎知識」から「テーマの見つけ方」まで 浪田 陽子・福間 義明 編集  世界思想社 2012-04-20  

 

答え

①デービッド・サーノフ(David Sarnoff,1891-1971)  ②NBC(National Broadcasting Company)  ③映像  ④テレビ  ⑤1927  ⑥忘れられた  ⑦Radio  ⑧America

 

どうでしたか?

難しいでしょ?  というか、ふつうの人は、全問正解できるほどテレビ史のことに興味ないですよね。 まあ、ぼくとしては、これからもテレビを見て、いろんなことを学んでいきたいです。 「あ、このドラマに、あの飲み物が頻繁に映るのは、このテレビ局のスポンサーが〇〇社だからだ!」とか。(笑)  

みなさんは、この投稿を見て、「あ、この本を買わせて、アフィリエイト収入を得るつもりだな!」と思うんでしょうか? ・ ・ その通りです。(笑)

でも、メディアについて基礎知識を得るのに、この本がいいということは、本心で言ってますよ~。

 

宮台 直樹

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